膵臓に点在するランゲルハンス氏島(ラ氏島、膵島)は、インスリンやグルカゴン等の内分泌を司っており、特に糖尿病の研究には欠かせません。しかし、その割合は膵臓全体の数%と非常に少なく、膵臓全体を用いた遺伝子の発現解析ではその実体を捉えることが困難です。
そこで、弊社では膵臓から単離したラ氏島より mRNA を抽出し、oligo dT primer を用いて逆転写させた 1st strandcDNA を作製いたしました。ラ氏島にて発現している遺伝子の発現解析・プローブ作製やクローニング用等としてご利用いただけます。
製品概要および価格(受注生産品)
品番 | 品名 | 価格(税込) |
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MD-L | マウス膵臓 ランゲルハンス氏島 由来 | ¥44,000
(税抜価格:¥40,000) |
MD-08 | マウス膵臓 由来 | ¥165,000
(税抜価格:¥150,000) |
1st strand cDNA 【病態マウス・ラット版】製品リスト【PDF:72KB】
本製品 1μL を鋳型に 50μL の反応系で25~30サイクルの PCR を行い、Gapdh 遺伝子が増幅されることを 確認しております。
仕様
濃度 | 25 ng/μL (cDNA量として) |
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容量 | 15 μL (15反応分) |
溶液組成 | 10 mM Tris-HCl (pH 8.0), 1 mM EDTA |
品質保証期限 | 到着後より1年間 |
保存 | -20 ℃ |
輸送 | ドライアイス同梱冷凍便 |
解析例
Insulin
ISH : C57BL/6 マウス膵臓
PCR : 本製品( cDNA )を鋳型とした Insulin 遺伝子の増幅
Glucagon
ISH : C57BL/6 マウス膵臓
PCR : 本製品( cDNA )を鋳型とした Insulin 遺伝子の増幅