RNA抽出・電気泳動・ブロッティング・ハイブリダイゼーション・画像データ作成を承ります。試料をご送付いただくだけで、解析結果をお届けします。
特長
- 試料をご送付いただくだけで、解析結果をお届けいたします。(Non-RIの解析となります。)
- プローブをお持ちでない場合、設計・クローニングから承ります。
- 正常マウス組織mRNAでの解析をご希望に際は、当社所有のラインナップからお選びいただけます。
- ノンコーディングRNAの解析用としてtotal RNAからのご依頼についても承ります。
試料について
試料の調製からご依頼の場合
細胞・組織を-80℃以下で凍結し、ドライアイスを同梱した状態で冷凍便にて当社にご送付下さい。当社でRNAを抽出いたします。
調製済みの場合
精製されたtotal RNA、または、mRNAのいずれかを-80℃以下で凍結し、ドライアイスを同梱した状態で冷凍便にてお送り下さい。
ご提供いただくサンプル濃度
- mRNA : 0.33ug/uL 以上
- total RNA : 3.3ug/uL 以上
※抽出RNAは、100%ホルムアミドに溶解してください。
正常マウス組織由来RNAでの解析をご依頼の場合
メンブレン作製
サンプルを電気泳動し、下降式キャピラリーブロッティングによりメンブレンに転写します。
※サンプルをアプライする順番をご指定下さい。
プローブ
ご提供いただいたプラスミドより、RNAプローブを作製いたします。プラスミドをお持ちでない場合、当社でクローニングしプローブを作製いたします。
※別途クローニング料金が発生いたします。
検出
アルカリフォスファターゼ標識抗DIG抗体を用いた化学発光により検出し、シグナルをX線フィルムに焼き付けます。
ローディングコントロール
ローディングコントロールとして、目的遺伝子に対するハイブリダイゼーションを実施したメンブレンのリハイブリダイゼーションによる、GAPDHの検出も承ります。 (ヒト・マウス・ラットの場合) お気軽にお問い合わせ下さい。
※Gapdhプローブは、当社で無償にてご用意いたします。
結果報告
画像ファイルを作成し、X線フィルムとあわせてご提出いたします。
臨床診断等を目的とした報告書ではありません。
解析例
1. 心臓、2. 脳、3. 肝臓、4. 脾臓、5. 腎臓、6. E14.5、7. 肺、8. 胸腺
- プローブ : DIG標識RNAプローブ(Hmox1、GAPDH)
- ハイブリダイゼーション : 66℃、一晩
- 高ストリンジェント洗浄 : 低塩濃度洗浄バッファー( 0.1×SSC、0.1% SDS)、68℃、15分×2回
- 抗 DIG抗体反応 : 室温、1時間