高感度用 マイルドタイプ 脱灰液 G-Chelate Mild
当社が 独自に開発し、自社での受託試験にも使用している脱灰液です。 ISH や IHCに最適なキレート剤をベースとした中性脱灰液で、ISHやIHCに最適です。骨組織の分子病理学的解析にお勧めです。
価格
品番 | 品名 | 価格(税込) |
---|---|---|
GCM-1 | G-Chelate Mild(1000mL) | ¥8,800(税抜価格:¥8,000) |
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特長
キレート剤を含むマイルドタイプの中性脱灰液なので、組織構造を良好に保持できます。
低温(2 ~ 8 ℃)での脱灰が可能なので、染色性の低下を抑えられます。
RNase フリー製品です。
In situ ハイブリダイゼーションや免疫組織化学染色用に最適です。
調製済みなので、そのままお使いいただけます。
●組成:EDTA(約18%)pH7.2
使用方法
- 希釈せずにそのままお使いください。
- 十分に固定した組織を50~100倍量の G-Chelate Mild に浸漬してください。
※低温(2-8℃冷蔵庫内)での脱灰処理をお勧めします。
脱灰時間は、組織の種類や大きさによって異なります。
(参考: 8週齢マウス膝関節 7~9日/2-8℃)
脱灰効率を上げるため、途中で新しい溶液に交換することをお勧めします。
(参考: 1回/日)
脱灰状態を針やナイフなどで確認してください。 - 脱灰処理終了後は、組織を取り出して十分量のPBSに30分ほど浸漬し、軽く転倒混和しながら洗ってください。
※ In situハイブリダイゼーション用サンプルの場合は、RNaseフリーのPBSをお使いください。 - その後、通常の包埋処理を行ってください。
染色例
In situ ハイブリダイゼーション
HE染色
TRAP染色
組織: C57BL/6マウス(8w、♂) 下顎の歯
脱灰条件: ①4℃ ②15℃ ③室温 ~ 1ヶ月間
マウスの下顎(歯を含む)を 4℃/15℃/室温 の条件下で1ヶ月間脱灰処理しても、TRAP染色ならびにMT染色の染色性に影響は見られなかった。
①4℃ | ②15℃ | ③室温 |