Xenograftモデルからヒト由来組織の染め分け(PDX、CDX)

昨今、がん研究が再熱をおびるようになりXenograftモデルを用いた組織染色のご依頼が増えてきました。

染まっているのが移植したヒト由来のがん細胞株や組織かどうか、簡単に見分ける方法があります。

当社ではISHで以下のプローブを用いてヒト由来の細胞・組織を明視野で特異的に検出しています。

Human_xenograft_Probe2 (genostaff.com)

免疫染色との二重染色などもできるので便利です。

ヒト由来だけでななく、マウス由来、ラット由来、ブタ由来の細胞・組織を染め分けできるプローブも作りました。(DIG標識とBiotin標識はつくりました。)

染色例1:マウスXenograft

DIG標識 Biotin標識
写真下半分のヒト由来の細胞を特異的に検出しています。

染色例2:二重染色

茶色:CD31の免疫染色

青色:本製品のISH二重染色の像

 

ジェノグラフト内で見られた新生血管は、マウスの細胞に由来していることがわかりました。

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