2021年6月7日 更新
昨今、がん研究が再熱をおびるようになりXenograftモデルを用いた組織染色のご依頼が増えてきました。
染まっているのが移植したヒト由来のがん細胞株や組織かどうか、簡単に見分ける方法があります。
当社ではISHで以下のプローブを用いてヒト由来の細胞・組織を明視野で特異的に検出しています。
Human_xenograft_Probe2 (genostaff.com)
免疫染色との二重染色などもできるので便利です。
ヒト由来だけでななく、マウス由来、ラット由来、ブタ由来の細胞・組織を染め分けできるプローブも作りました。(DIG標識とBiotin標識はつくりました。)
染色例1:マウスXenograft
DIG標識 | Biotin標識 |
写真下半分のヒト由来の細胞を特異的に検出しています。 |
染色例2:二重染色
茶色:CD31の免疫染色
青色:本製品のISH二重染色の像
ジェノグラフト内で見られた新生血管は、マウスの細胞に由来していることがわかりました。 |