2021年4月2日 更新
弊社ではよくマトリゲル(Corning社)で培養したスフェロイドやオルガノイドをパラフィン包埋し切片にして細胞染色をおこないます。
その前処理として簡単時短の裏テクです。
1)マトリゲルを培養液ごとピペッティング、その後iPGellを混ぜて固めてパラフィン包埋したスフェロイド
2)マトリゲルをセルリカバリーソリューションで溶かして回収、その後iPGellで固めパラフィン包埋したスフェロイド
1)2)のHE染色像を並べて比較してみました。
1)の方が簡単、かつ細胞も崩れないで染色性もいいですね。
その作製方法の映像も下記にありますのでご参考ください。
1) 2)
※注意点
スフェロイドが壊れないよう、必ずチップの先を切って穴を大きくしてからピペッティングしてください。