2018年7月6日 更新
私たちは、パラフィン切片やパラフィンブロックの保存方法にも気を配っています。
これまでの経験で、切片の保管や保存方法によって免疫染色やISHの染色性にも差が出ることがわかりました。
ターゲットが高発現であればあまり影響を感じないかも知れませんが、転写因子などの低発現分子などは、検出できていたものが見えなくなったり染色の再現性にも関わることがあります。
大きなお世話ですが、色々な研究施設で切片(スライド)が、そのままマッペの上に置きっぱなしになっているのを見ると気になります。。。大丈夫かなと・・・
下記のようにきちんと保存してあげれば、切片(ブロックも同様)の品質を長期間保持することができますのでお試しください。
保存のポイントは、除湿、遮光、冷蔵です。